今回はより具体的な方法に移っていきます
まずは Planを立てます
基本の原則は
量を基準にすること です
1ヵ月で合格しにいくための最低ラインは
1日に2年分 です
これは 1ヵ月で過去問4周 できる量です
あとは Do(過去問解く)+Check(チェック)+Level Up(学習)
原則は1回目から順に前年度まで解いていくわけですが
ただ過去問4周するだけではやはり不十分です
そこで
1周、2周、3周、4周と毎回やりかたのテーマをグレードアップします
1周目
Do のテーマ:問題形式に慣れる、スピードアップ、
@試験時間は前半・後半ともに10分ずつ合計20分短く設定する
A30秒考えてわからないところはとばす習慣をつける
(国家試験では考えさせる問題はほとんど無いです。8割は知識とその組み合わせ)
Check のテーマ:出題範囲の確認
@間違えた問題のことが書かれている部分を教科書から探して目印をつける
(ライン引いても、ポストイット貼っても何でも結構です)
A教科書に出てない部分がある場合、そこはとばす
Level Up のテーマ:言葉に慣れる
Checkで目印つけたページを 音読 するだけ(この音読がポイント)
記憶をするときより多くの五感を使った方が定着率が高い(事実です)
記憶の定着にはアウトプットが必要です(試験で思い出せないのはこれが足りないから)
音読するという行為は
視てインプットして喋ったこと(アウトプット)をもう一度聴いてインプットできる優れものです
なぜ書かないのか?
この段階で書いてたら時間が足りなくなるからです
そして、人間1度やった(書いた)程度では覚えられません
書くのは2周目以降にしたほうが、早く理解できてレベルも上げやすいです
ここは音読のみでサーっと1周目を終わらせてしまいましょう
2周目
Do のテーマ:さらにスピードアップ、選択肢の吟味
@1周目よりも5分短く設定する
Aその選択肢を選んだ理由を書く(屁理屈でもOK)
Check のテーマ:自分の知識・解き方が正しいか確認
@選んだ選択肢が間違っていたら 何が違っていたのか調べる
A他の選択肢に書かれている部分を教科書から探して目印つける
Level Up のテーマ: 答えを選ぶのではなく答える力をつける
@チェックで調べた内容を音読する
Aチェックで調べた内容のうち、年度でかぶる部分
(2年分やったときどっちの年度にも出てる部分)
を書き出して、出題のされ方がどう変化したか確認する
3周目
Doのテーマ:スピードを維持したまま、クォリティを上げる
@2周目と同じ時間で設定
Aすべての選択肢に理由をつける
(なぜ選んだのか、なぜ選ばなかったのか)
Check のテーマ:自分の理由づけの根拠は正しいか確認
選択肢につけた理由が正しいか、教科書で確認、目印つける
Level Up のテーマ:出題傾向をつかむ、図を理解する
@チェックで調べた内容を音読する
A出題されている内容がどうやってレベルアップしているか確認する
B生理学と東洋医学概論、臨床医学各論は図をかいて理解してみる
4周目
Do のテーマ:超スピードで解く、選択肢なくても答えを導けるようにする
@さらに5分短く設定する
A3周目同様すべての選択肢に理由をつける
B選択肢の誤ってる部分を直しながら解く
Check のテーマ:直し方は適切か
選択肢の直し方は適切か、教科書使って確認する
Level Up のテーマ:出題者の意図を読む
問題を解きながら
この問題でなにを答えさせたいのか
問題出す側になって問題を解いてみる
このやり方をやりきれば
1ヶ月で8割獲れるようになります
1ヶ月だけがんばってみてください
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