『相生』の対となる関係 『相克』 についてアップします
相生がお互いを生みあう関係なら
相克はお互いを制約しあう関係です
木は土から養分を吸い上げることで土の過剰を抑え
火は金を溶かす(燃やす)ことで金の過剰を抑え
土は水を汚すor面積を広げることで水の過剰を抑え
金は木を切る(斧とか)ことで木の過剰を抑え
水は火を消すことで火の過剰を防ぐ
お互いの過剰を抑えあうことで五つのバランスをとっているのです

前回の相生関係と合わせて五行説で今の自然を考えてみると
木は切りすぎて少なく
温暖化(火)は著しく
土は海に侵食され(狭くなり)
金(鉱石)は採掘されすぎて不足
水は多くなった(海面上昇)が冷やす力を弱めた
と五行バランスとしてはバラバラだし循環もうまくいってません
五行説は人体にも配当されているので
自然のアンバランスさが健康に与える影響は結構あるんじゃないかと思います
完全にepg*の解釈ですが
でもなんでそんなこと思ったのか
中医学(東洋医学)でいうところの五臓の働きを学ぶと
今起きている色んな異常行動や身体・病気の変化が
自然の変化にリンクする部分もあるんじゃないかと思えるからです
ということで次回から五行と五臓の関係についてアップしていきます
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