今回は記憶についてアップします
1.記憶の流れ
インプット(覚える) ⇒ 保持 ⇒ アウトプット(思い出す、覚えたことを出力する)この中で最も重要なのは
アウトプット です
よく記憶力が悪いという人はこのアウトプットが足りないか、やっていません
脳には
覚えた内容は記憶の引き出しに
きちんと保持されています思い出せないのは引き出しの鍵が見つからないか、引き出しが硬くて開かないかどっちかです
どんどんアウトプットすることで引き出しは開けやすくなります2.記憶の種類
●短期記憶と長期記憶
・短期記憶 =
入力された情報の一時保管 ・長期記憶 = いろんな定義があるが、使える記憶としての定義は
1ヶ月以上保持される記憶@短期記憶の容量(=一度にインプットできる量)
だいたい
5〜9項目 の情報
なので
その情報の多さで容量が決まる例: 単語でおぼえようとすると
あ、か、さ、た、な、は、ま が一度にインプットできる量
熟語だったら
解剖、生理学、経絡、東概、リハ、各論、総論 が一度にインプットできる量
つまり短期記憶の量を増やしたいなら
ある程度の単位(文、図など)を1項目として覚えると効果的7項目しか覚えられないなら単語7個より文章7つ覚えたほうが効率がいいわけです
A短期記憶に保持しやすい情報
文字については
主に聴覚だそうです
語呂あわせが有効な理由はここにありそうですね
B長期記憶に貯蔵されやすい情報
エピソードや意味的なものが多いまた、
視覚的なイメージに変換できるものも長期記憶に貯蔵されやすいみたいです・お笑いのネタとかドラマの内容とかって、結構経ったあとでも思い出せますよね(エピソード)
・柴犬(シバケンと読んで)は犬であるって思い出せなかったことありますか?(意味の認識)
・そして、両者ともすぐに映像と結びつきませんか?
C覚えた内容を長期記憶に転送する
心理学上の有名な実験に「エビングハウスの記憶実験」というものがあります
これによると
(1)記憶してから9時間までの間に保持率は急速に低下する(2)この9時間までの間に反復した内容は、保持率が飛躍的に上がる(次回その情報が失われるまでおおよそ倍の時間がかかる)
ということです
なので、記憶した内容を忘れずにいる方法は
記憶した内容を意味づけして9時間以内に復習するこれが王道ですね
3.効果的な記憶法(epg*の経験則)
@覚えたい内容を7つ決めて音読する(1つ1つの内容は10秒以内に言える量の方が効果的)
A音読した内容を意味づけする or イメージ(映像)と結びつける(適当でOK)
B7つ思い出せるか確認する
C@〜Bを1セット(10分くらい)として何セットかこなす
D9時間以内に復習する(朝、昼なら寝る前に、夜なら朝起きたときに)
E一週間以内にもう一度復習する
これを原則に、やる教科・内容に応じて変化させて使ってます。
今回はここまで
posted by epg* at 20:05
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