津液は水穀の精微から作られます
(循行)
特に関係する臓腑は 脾・肺・腎
脾:運化(水液) ⇒ 津液を生成し運搬する機能
肺:宣発・粛降 ⇒ 津液を全身に散布し、下に降ろす機能
腎:気化 ⇒ 必要な水はリサイクル、いらない分は尿に変化させて排出する機能
水の通路としては 三焦 が利用されます
なので津液がらみの治療に、三焦の調整を重要視する意見も多いみたいですね
津液は、その量が
・多すぎるor流れが停滞する ⇒ 痰飲・水腫発生
・不足する ⇒ 乾燥
をそれぞれ引き起こします
まぁ不足のほうはすぐ陰虚に進んでしまうため
臨床場面において純粋な津液不足は見られにくいようです
ここまでは気・血・津液のそれぞれについて書いてきましたが
次回からお互いの相互関係についてアップしていきます
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