材料は 水穀の精微・営気・津液・精 の4つで
生成の仕方は大きく2つ
@脾胃で吸収された栄養 ⇒ 水穀の精微に変化
水穀の精微 ⇒ 営気に変化
営気+津液 ⇒ 血に変化
A精と血がお互いに変化しあう関係(精 ⇔ 血)なので
精から血ができるルートもあります
この知識が役に立つのは血虚(血不足)の治療のときです
血虚だと判断したとき
この2つのルートを中心に治療方針をたてれば『材料不足』の場合はOKです
しかしこの2つをおさえるだけでは良くならない場合があります
血虚なんだけど『材料不足』じゃなくて
血が『必要なところに行き渡らない』で不足してるときです
この場合、上の方針だと治療効果が 微妙 なんで
こんなときepg*は『血の循行』を意識して治療するようにしてます
『血の循行』については次回アップします
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