2008年03月28日

気・血・津液(5)血A血の生成

基本的に五臓すべてが血の生成に関与します

材料は  水穀の精微・営気・津液・精  の4つで

生成の仕方は大きく2つ

@脾胃で吸収された栄養 ⇒ 水穀の精微に変化
水穀の精微 ⇒ 営気に変化
 営気+津液 ⇒ 血に変化

A精と血がお互いに変化しあう関係(精 ⇔ 血)なので
精から血ができるルートもあります

この知識が役に立つのは血虚(血不足)の治療のときです

血虚だと判断したとき
この2つのルートを中心に治療方針をたてれば『材料不足』の場合はOKです

しかしこの2つをおさえるだけでは良くならない場合があります

血虚なんだけど『材料不足』じゃなくて
血が『必要なところに行き渡らない』で不足してるときです

この場合、上の方針だと治療効果が 微妙 なんで

こんなときepg*は『血の循行』を意識して治療するようにしてます

『血の循行』については次回アップします

タグ:中医学
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