気の材料は
@腎中の精気(先天の精)
A水穀物の気
B呼吸で吸う清気
の3つ
そして気の生成において重要なのは
@先天の精気の充足度
A飲食物の栄養の質
B肺・脾・腎の機能が正常かどうか
この3つです
なかでも脾胃の受納・運化作用がカギで
近年の異常行動・アレルギーの異常増加に関係あるんじゃないかとepg*は思います
では各論に
@元気
先天の精(腎精)が原料です
出生後は後天の精(脾胃の気血)によって補充されてます
元気は三焦を通じて全身に分布してます
A宗気
呼吸で吸った清気 + 水穀の気(脾胃の運化で生成)
で構成されます
宗気は胸中に集められます
B営気
主に脾胃で作られる水穀の精微から化生(気化)したものです
血とセットでめぐるので全身(脈中)に分布します
C衛気
主に水穀の気から化生したものです
営気と何が違うんだって話になりますが
営気は陰(物質より)に属し、衛気は陽(機能より)に属します
分布部位について
前に書いたと思うんですが陰は内側、陽は外側に属す性質があります
この性質と前々回アップした働きをプラスして
衛気の分布部位は全身(脈外)です
次回から血についてアップしていきます
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