2008年07月21日

六経弁証(7)厥陰経病証





どんな病証?
理論的には非常に重篤なハズなんだけど、記述ではそうでもないです
病証としては 裏虚で寒熱錯雑(寒熱の判断は複雑)

症状の特徴は?
・足厥陰経が肝に属して、胆を絡い、胃を挟んでるので ⇒ 肝胆と胃の症状
・出方は 上熱下寒

主な症状は?

@消渇(のどが渇いてよく飲み、よく食べてかえって痩せ、尿が多い一群の病症)

A気上衝心、心中疼熱
⇒ 上熱(上に熱が出る)のあらわれ

B飢えても食欲がない、食すると回虫を吐く
⇒ 下部の腸道虚寒による

治療方針と選穴
方針 : 調理寒熱
選穴 : 主に 足厥陰経穴、足少陽経穴、足陽明経穴
手技 : 補瀉ともに。灸もOK

タグ:中医学
posted by epg* at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイゼミ復習
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。