ちなみに
・膀胱三角は尿管の開口部(2点)と尿道の開口部で囲まれた三角のことで
ここだけ伸び縮みしません
・尿道括約筋には2種類あって
尿道起始部の内尿道括約筋(平滑筋)
尿道末梢の外尿道括約筋(横紋筋)
といいます
おしょんをガマンするのは外尿道括約筋の方です

●排尿について
最終的に膀胱の収縮と2つの尿道括約筋の弛緩が起これば排尿できるわけで
それを起こすために何が働くかたどれればOKです
・膀胱の収縮
橋の排尿中枢 ⇒ 骨盤神経の副交感神経線維の活動亢進 ⇒ 膀胱収縮
・内尿道括約筋の弛緩
橋の排尿中枢 ⇒ 腰髄の下腹神経(交感神経線維)の活動低下 ⇒ 弛緩
・外尿道括約筋の弛緩
大脳皮質運動野 ⇒ 陰部神経(運動神経線維)の活動低下 ⇒ 弛緩
クドいようですが、このなかで自分の意思が関与できるのは陰部神経のところだけです
小さい子が漏らしちゃうのはこの部分(大脳皮質によるコントロール)が未発達だから
ちなみに、蓄尿は排尿反応のほぼ逆で覚えとけばOKです